人生を豊かにするためのホロスコープ占い

考え方を変えるだけで人生がもっと、やさしく、軽やかに

西洋占星術における相性占い~ホロスコープの読み方~

占いで不動の人気をはかる「相性占い」

もちろん西洋占星術においても相性占いは存在します。

しかしやり方は様々あり、結構読み方が難しいです。

チャートの軽い解説と一緒に、相性占いの考え方を考察しています。

 

 

 

 

スタンダードな相性占い

一番スタンダードなのは、お互いのホロスコープを重ね合わせる「二重円(ダブルチャート)」を作る方法でしょう。

 

様々な天体におけるアスペクトなどをみて、相性を考えます。

こちらの本でよく勉強できますよ。

 

 

 

しかし、これだと2つホロスコープが重なっているので、全体像がみにくいです。

綺麗なソフトアスペクトオポジションアスペクトが目立っていれば読みやすいですが、結構ぐちゃぐちゃになってしまうんですよね。

 

おすすめの相性占いの方法

 

私は基本的に「コンポジットチャート(複合図)」を使って相性占いをしています。

これだと、ひとつのホロスコープを見ているような感覚で相性診断をすることができるのでおすすめです。

二人のホロスコープの中間点をとるような方式ですね。

 

↓のサイトで無料で作成することができます。

ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単♪運勢も診断できる。

 

一般的なホロスコープの算出と同じように「システム」があるようですが、とりあえずこのサイトの方式のまま見てみます。

 

 

 

コンポジットチャートを見るときに注目する部分

 

目立つアスペクトホロスコープの雰囲気

このチャートで目を引くのは、木星冥王星海王星で形成された120℃のトライン

基本的にソフトアスペクト(60℃、120℃)が吉と言われています。

穏やかで良い相性と見てよいでしょう。

 

また、5ハウスにある冥王星が頂点になっていることから「遊び、恋愛」もしくは「子供」がキーポイントになってきそうです。

明るく華やかな家庭になるでしょう。

そして、その華やかな家庭を作るには、財産(2ハウス木星)に恵まれていたり、やや依存しがちなパートナーシップ(7ハウス海王星)が携わっています。

 

「このカップルは、お金を稼ぐことや、いつもでもラブラブな関係を維持するで楽しみが多い家庭を維持できる」と診断できます。

 

 

○余談○

一般的にチャートをみるときは、ソフトアスペクト=吉、ハードアスペクト=凶だとは思っていません。

ハードは強い力があり、何かを大きく成し遂げることができますし、ソフトは優しすぎて、力にならない場合があるからです。

 

ただ、結婚やカップルにおける相性占いは、ソフトアスペクトが基本的には吉だと思います。

なぜならば、家庭は安らぐ場で何かを成し遂げようと競争する場ではないからです。

 

MCに関連するもの

MCは魚座で、MCのキーフレーズは「I belive」。

希望や夢を忘れないで、この世を慈しむカップル。

最終的には少し浮世離れした生活になるかもしれません。

慈善活動に精を出したり、田舎で自給自足の生活をしたり、都会にいても何にも縛られずと自由に生活するような形です。

 

また、10ハウスには火星と金星がコンジャクションで滞在してます。

周囲からは男女としても印象が強いカップルになるでしょう。

「あそこの夫婦はいつもラブラブだね」と言われるような水っぽさを残した関係です。

 

太陽に関連するもの

カップルとして社会の中でどんな動きをしていくのかを知ることができます。

牡羊座の11ハウスに太陽が滞在しています。

会社という場所から一歩すすんだフィールドでエネルギッシュに動いていくことになりそう。

型にはまらない自由な動きをするかもしれませんね。

海外に移住してみたり、別居婚などが挙げられます。

 

大まかにわけてこの3点をみていけば、二人の関係がどんなものになるかを予想できるでしょう。

 

コンポジットチャートとダブルチャートの使い分け

 

「コンポジットチャートが楽ならそれだけで良いじゃん」と思うかもしれませんが、メリットデメリットがあります。

 

コンポジットチャート

メリット

パッと見で読みやすい

結婚したり、カップルになった後の行く末が想像できる

デメリット

付き合うまでの段階だとあまり使えない

(そもそもまだ付き合えていないのに、行く末をみてもしょうがない)

 

ダブルチャート

メリット

相手が自分にどんな感情を持っているのか、性格の相性などの細かいところが見えやすい(一般的な相性占い

デメリット

複雑で読みにくい

ふたりの未来は見えにくい

 

どちらもメリットデメリットがあるため、用途に合わせた選択をおすすめします。

 

「相性」は存在するのか

 

結論から言うと、相性は関係ないと思っています。

そのため、私は細かい相性占いに使えるダブルチャートよりも、お互いの未来が予測できるコンポジットチャートを愛用しています。

 

相性を関係ないと思う理由

気持ちでカバーできる部分がほとんどだから

相性が悪くても「好き」の気持ちがあれば、「相手と一緒にいるために何の努力ができるか」と行動することができるので問題ないです。

 

相性が良くても夫婦として上手くいくとは限らないから

ぴったりだと思って結婚しても、つまらなくなって不倫したり、逆に喧嘩ばかりでも情が沸いて離れられないカップルもいます。

 

 

以上相性占いの考え方をまとめました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

ちなみに、こちらの本もホロスコープにおける恋愛・結婚的な要素を読むのに役に立つかもしれません。

 

 

 

 

 

興味があれば個人鑑定もやっていますので、お気軽にご相談ください。