2020年から始まった風の時代。
以前この記事でも触れています。
ただ、風の時代が3年以上過ぎたった今、以前と考え方が変わっています。
以前の記事では、風の時代の「働き方」に淘汰されてしまう若者の可能性を危惧する記事を書きました。
ただ、最近はそもそも風の時代に「仕事」に焦点をあてる考え方はナンセンスだと感じてます。
風の時代の本質を改めて考察していきたいと思います。
●そもそも仕事にフォーカスする時代は終わった
「風の時代は、自分らしさを大切に働こう」
といった言葉を聞いたことありませんか?
間違いではないのですが、仕事自体に固執する必要のない時代がやってくると考えています。
土の時代では、「お金を稼ぎ豊かに暮らすこと」という一定のステレオタイプ的な考えがありました。
しかし、風の時代ではそれぞれがそれぞれの幸せを追求する必要があります。
なぜならば、風は流動的で形のないものだから。
目にもみえません。
「人生の中で自分はなにが大切なんだろう」という視点を持つことを改めて意識しましょう。
社会で良いとされる生き方をしていても、報われない自分がいることに気が付いている人は多いのではないでしょうか?
それに気が付いて動いていくことが、風の時代のあり方です。
●風の時代で適切なライフスタイル
風の時代はどうやって生きるのが適切か。
結論からいうと、人によります。
ただ、以下のパターンがスタンダートいえるでしょう。
・仕事が好きな方→仕事をする時間を大切に結婚や人間関係などのライフスタイルを選択する
・家族、恋人を大切にしたい方→いかにその時間を抽出できるのかを焦点に仕事を選び、場合によっては自分の仕事は簡単に変える
・自分を大切にしたい方→正規雇用や結婚などの枠組みにとらわれず、その時の自分が求めているものに忠実に行動する。
形のない風の時代といえど、同じ人間なので同じ考えの人がいるはずです。
大きな選択で困ったときには、自分のロールモデルになるような人に相談するのが良いでしょう。
●仕事に意味を見出さなくても問題ない
これまで述べてきたように、人によって人生のプライオリティが違う訳なので必ずしも自分の天職を見つける必要はありません。
仕事に悩み、「やりたいことの見つけ方」的な本を読む人もいるでしょう。
ただ、やりたいことはなくてもいいし、得意なことを仕事にしなくてもいいんです。
そこだけは分かっていてほしいです。
もちろん、あなたが仕事に生きたいのであればどんどん仕事に振り切ってきましょう。
●恋愛や結婚もしなくてもいい
今の自分に必要がないと感じる人は潔く手放してみましょう。
心が解放され、自分らしい毎日が送れるはずです。
逆に、社会的な建前や親からの圧力、見栄で結婚すると、苦しい生活が訪れがる可能性が高くなります。
なぜならば、結婚のためにする結婚は、空虚であると分かってしまっているからです。
土の時代であれば、「お金持ちの人と結婚する」「美人の妻」「マイホーム」「かわいい子供」などのある程度の条件がそろってれば、「良い家庭を持てたね」と勝ち組と言われたことがありましたよね。
ただ蓋を開けてみと、「モラハラ」「寄生虫のような妻」「教育虐待」「東横キッズ」など、良い条件の結婚だとしても苦しみから逃れられないケースが全くないわけではありません。
そうなってくると、「結婚するために結婚をする」ための行動は幸せには繋がっていないことがわかります。
結婚=幸せ ではないとわかった今、必要ないと感じる人はしなくても良いです。
だってそれが人によっては 不幸 かもしれないのですから。
風の時代の考え方がアップロードされた今、私は格段に生きやすくなりました。
特に仕事面では、「30歳までに自分のキャリアの方向性を確立したい」という考えが常に付きまとい、迷いでした。
この考えから解放され、「私は仕事よりも、恋人や気の合う人と一緒にいる時間が大切。仕事は生活を保ち、好きな人たちと一緒に過ごすための手段のひとつ」と捉えることで考え方がだいぶ気が楽になりましたよ。
何かに固執して辛くなっている皆さんにどうか人生の大枠を考える機会を作って頂ければと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。